Google Chromeに2度目のセキュリティ更新、Critical 2件を含む16件を修正
GoogleはChromeの最新アップデートを公開し、16件の脆弱性を修正した。Criticalが2件含まれ、GPU関連コンポーネントやWebGLに関する深刻な問題にも対応した。企業ユーザーは、管理端末の更新状況を確認したい。
Googleは2026年9月17日(米国時間)、デスクトップ版「Google Chrome」(以下、Chrome)のStableチャネルを更新した。「Windows」と「macOS」向けは「バージョン153.0.8010.52/.53」、Linux向けは「153.0.8010.52」となる。今回のアップデートでは16件のセキュリティ問題が修正され、このうち2件が最も深刻度の高い「Critical」に分類されている。
Chrome、16件の脆弱性を修正 Criticalは2件、WebGLなどに対応
Googleによると、今回のアップデートで修正された脆弱(ぜいじゃく)性は16件。内訳はCriticalが2件、Highが7件、Mediumが6件、Lowが1件だ。Criticalに分類されたのは、「CVE-2026-93374」と「CVE-2026-93372」の2件。
CVE-2026-93374は、ChromeのGPU関連コンポーネントであるDawnにおける「Use after free」の脆弱性だ。CVE-2026-93372はWebGLにおける「Buffer overflow」の脆弱性として登録されている。
今回の更新は、2026年9月15日に公開されたアップデートに続くものだ。
Googleは同年9月15日にもStableチャネルを更新しており、WindowsとmacOS向け「153.0.8010.47/.48」と、Linux向け「153.0.8010.47」を公開した。そこでは、42件のセキュリティ修正が行われた。9月に入ってから短期間のうちに大規模なセキュリティ修正が相次いでいる。
今回のChromeの更新は、Googleによって今後数日~数週間かけて順次展開される。企業でChromeを標準Webブラウザとして利用している場合は、管理対象端末のバージョンを確認すると同時に、アップデート後の再起動まで完了しているか確認したい。
なお、Googleは今回の修正について、現時点で一部のバグ詳細へのアクセスを制限している。これは修正版が大多数のユーザーに行き渡るまで詳細情報を制限する同社のセキュリティ上の措置によるものだ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ニュースピックアップ
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Claude Codeに「仕事を丸投げ」して事故らないための基本運用ルール
-
2
48年も愛された名作CPU「Z80」を、引退に追い込んだ“抗えない事情”
-
3
M365 Copilot全庁展開で月2000時間削減 現場がAIを「使いたくなる」習慣化の仕組み
-
4
社員の「セキュリティ訓練」、他社はどの程度やっている? 気になる隣の実施状況
-
5
企業向けAIは「大規模LLM」一択ではない Zohoが重視するコストとデータ保護
-
6
ダークWebに流出した認証情報を即通知 ジョーシスが「悪用前」の初動対応を支援
-
7
無料で国産生成AI「Sarashina」が利用可能に APIとチャット機能のベータ版を公開
-
8
損保ジャパン、2万人の「Gemini活用」どう管理? 推進者が語る「リスク回避」の仕組み
-
9
C言語は「危険」と言われても、専門家が「使う価値は十分にある」と言うワケ:900th Lap
-
10
「AIのファクトチェック」を誰がする? 「AIのウソ」を検証する新サービスとは
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー