「Gemini Notebook」になって何が変わった? NotebookLMからの変更点をおさらい
Googleの「Gemini Notebook」が、資料を読むためのAIから、データ分析や成果物の作成までを任せられるツールへと変わりつつある。NotebookLMから何が変わったのか。2026年の主な機能追加と最新動向を整理する。
2026年7月、Googleは「NotebookLM」を「Gemini Notebook」へと名称変更した。旧NotebookLMの特徴は、ユーザーが指定した情報源を基にAIが回答を生成する点にあった。PDFや「Googleドキュメント」など、自分で用意した資料を読み込ませ、その内容をAIに分析・要約させる使い方が中心だった。
だが、Gemini Notebookへの名称変更を境に、その役割は少しずつ変わり始めている。2026年8月~9月にかけても、利用上限の変更や情報源の拡張など、サービスの使い勝手に関わるアップデートが続いた。
こうした直近の変更に加え、名称変更に至るまでの機能拡張も振り返りながら、Gemini Notebookがどのように変化しているのかを整理する。
コード実行に対応、情報の分析や成果物の作成も可能に
2026年6月には、ノートブック内でコードを記述・実行できる機能が発表された。資料の要約や検索に加え、データの集計・分析など、より複雑な処理もGemini Notebookで実行できるようになった。さらに、グラフや表計算ファイル、スライド資料など、情報を具体的な成果物へ変換する機能も拡充された。
NotebookLMとGeminiが連携、ノートブックを共有可能に
2026年4月、GoogleはGeminiアプリ内の「ノートブック」と旧NotebookLMを同期する機能を提供した。Geminiで作成したノートブックをNotebookLMでも利用できるようにするなど、両サービスの間でノートブックを共有できる仕組みだ。両サービスを同期することで、それぞれが備える機能を利用できるようになった。
こうした連携によって、NotebookLMは単独で利用するサービスから、Geminiを含むGoogleのAI環境の一部へと位置付けを広げ始めた。
「情報を理解する」から「情報を使う」へ
Gemini Notebookでは、情報を理解するための出力方法も多様化している。従来の要約や質問への回答に加え、音声や動画による概要説明、マインドマップ、レポートなど、同じ情報を目的に応じたさまざまな形式へ変換できるようになった。現在は、これらに加えて、データの一覧表やスライド資料、インフォグラフィックなども生成できる。
2026年6月には、ノートブック内でコードを記述・実行できる機能が発表された。資料の要約や検索だけでなく、データの集計や分析など、より複雑な処理もGemini Notebookで実行できるようになった。
さらに、グラフや表計算ファイル、スライド資料など、情報を具体的な成果物へ変換する機能も拡充された。資料を読み込ませて内容を理解するだけでなく、その情報を分析し、別の形式に加工して利用できるようになったことで、Gemini Notebookの役割は「情報を読むためのツール」から一段広がったと言える。
これらのアップデートを踏まえると、Gemini Notebookは単なるAIツールではなく、ユーザーが持つ情報をAIによって整理・分析し、さまざまな形で活用するための基盤へと、役割を広げつつある。
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