続いて、UPSを導入済みと回答した人に「必要とした機能」を尋ねた(図3)。その結果、1位は「自動シャットダウン」で69.0%、2位は「瞬停誤動作回避」で38.5%、3位は「バッテリー低下時のアラート」で36.1%、4位は「電圧変動対策」で33.3%、5位は「リモート管理」で31.7%という結果となった。
全体で約7割が「自動シャットダウン」を必要機能として挙げており、特に従業員規模が100人以下の企業では8割が必要機能と挙げる結果となった。これは、中小企業だと専任者がいないので、自動的にシャットダウンをしてくれる機能に対するニーズが大企業よりも高くなるという理由が考えられる。
また、5位の「リモート管理」機能においては、複数拠点に点在するUPSの状態を1カ所から確認できるというメリットがあり、UPSバッテリー交換の時期の把握や管理といった手間の削減に役立つことから、必要な機能として求められていると考えられる。
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