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シャドーIT撲滅の決め手になるか? 企業向けオンラインストレージIT導入完全ガイド(3/5 ページ)

» 2014年07月22日 10時00分 公開
[土肥正弘ドキュメント工房]

オフィス文書のプレビュー機能を搭載

 ファイル一覧から内容のプレビューができるようになり、Word、Excel、PowerPoint、PDFといった代表的なオフィス文書なら文書を開く前に簡単に内容確認できるサービスが増えた。また、モバイルアプリにも各種文書の表示機能を備えるものが登場し、オフィスアプリケーションを使わずにコラボレーションが迅速にできるように進化した。

「なりすまし」防止のためのセキュリティ機能

 なりすましログインは最も心配されるところだ。ログインパスワードは当然として、パスワードルールの強制適用、一定時間でのパスワード強制変更などの機能が必要だ。一定回数のエラーでロックアウトする機能、一定時間でのセッションタイムアウト機能も合わせて使える。

 IPアドレス制限により相手先を限定する機能や、パスワードに加えてスマートフォンや携帯電話による認証を行う2要素認証を利用できるサービスもある。

 また、大手キャリアのインターネット接続サービス利用者向けオンラインストレージでは「回線認証」により、契約回線以外からの接続を拒否する機能がある。追加コストなしにVPNなみの安全性が確保できることになる。高セキュリティが求められるバックアップ目的には回線認証を利用し、外部顧客やパートナーとの情報共有には回線認証なしで利用するといった使い分けが可能だ。

回線認証のイメージ 図6 回線認証のイメージ(出典:NTT東日本)

機密情報の漏えいを防ぐセキュリティ対策

 アップロードするデータのウイルスチェックやSSL通信は標準的な機能になり、現在ではサーバ内の暗号化も提供するものがある。フォルダやファイルへのアクセスログ、ファイルリンク、ダウンロードログ、その他の操作ログが記録できるのは企業向けサービスならではの機能で、エクスポートして監査や分析に使える。もちろん社員のポリシー外の利用抑止効果も期待できよう。

各種ログの確認画面例 図7 各種ログの確認画面例(出典:トライポッドワークス)

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