メディア

“便利過ぎる”クラウド時代に不可欠なモバイル対策とは?KeyConductors(3/3 ページ)

» 2016年04月13日 10時00分 公開
[宮田健キーマンズネット]
前のページへ 1|2|3       

自動車向けにもアクセスコントロールが必要だ

 米モバイルアイアンのプレジデント兼CEOのバリー・マインズ氏は、モバイル化における4つのトレンドに注目する。それは「アプリ」「Windows 10」「デスクトップ市場の変化」そして「IoT」だ。

バリー・マインズ氏 2016年1月に着任したバリー・マインズCEO

 まず、「アプリは爆発的に拡大する」。アプリ市場が2020年には630億ドル規模まで拡大するという予測データを引きながら、「ここに大きなチャンスがある」と意欲的だ。その下支えをするOSの1つが、今後、法人でもアップグレードが進むであろうWindows 10だ。「これまではPCのOSとして活用されていたWindowsだが、タブレットとしてビジネスのなかに浸透していくだろう」(同氏)

 そして「IoT」の世界。こちらは2020年までに208億台がネットワークにつながるという予測がある。マインズ氏は、「これまで接続されていなかったものが接続される。産業界では工場のロボットが、そして自動車などもつながるだろう」といい、既に同社が自動車向けアクセスコントロールのプロトタイプに着手していることを明かした。

IoT時代に求められるアクセス管理の在り方 これまでネットワークに存在しなかった機械、自動車などに対するアクセスコントロールが必要だ
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。