2016年第1四半期は前年同期比6.2%減だった同市場。iOS端末の出荷台数は前年同期比12.3%増と好調。今後はどのように変化する?
IDC Japanの調べによれば、2016年第1四半期(1〜3月)の国内スマートフォンの出荷台数は、前年同期比6.2%減の654万台だった。
ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーがシェアを拡大させ61.2%で、2位は10.1%、モバイル通信大手3社に製品シリーズを提供するベンダーが3位で9.3%だった。次いで4位が7.0%、5位が6.2%だった。
当該四半期は、iOS端末の出荷台数が前年同期比12.3%増の400万台、Android端末が同比26.1%減の252万台となった。これはAndroid端末の主力製品に新製品がなかったためとみられているが、2016年第2四半期(4〜6月)は新製品が発売されるため出荷台数を伸ばすと考えられる。一方、iOS端末の新製品は好調を維持し落ち込みは限定的になるであろうと予想される。
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