次に、「次の買い替えではどのようなOfficeソフトウェアを希望しているか」を聞いたところ、他のSaaSアプリや代替OS類は少数にとどまっており、Office 365が55.2%と半数以上を占める結果となった。
Office 365を希望する理由をフリーコメントから探ってみると、「切り替えのためのユーザー教育コストをかけたくない」「いままで使ってきたドキュメントとの互換性があるため」という消去法的な判断でOffice 365を挙げている回答者が多数だった。
積極的な意見としては、「クラウド上で利用できることと、Webブラウザでも動作することから、自宅勤務が可能になったときに使えるので」といった働き方の多様化を望む声や、「同一ファイルを複数人が共有して改訂もできるため」「ファイル共用が進化していると聞いたから」といったファイル共有機能が便利な点に期待が持たれている。また、システム管理者の視点からはソフトウェアライセンス管理の効率化を挙げる声もあった。
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