次に、職場でデータを活用するためのどのような環境整備を実施しているかを聞いた(図2)。
「既に実施している」割合が比較的高かった(15%以上)ものとして、「データ分析ツールの導入(20.3%)」「データ分析部署の整備(16.5%)」「データ分析環境の解放(セルフサービスBI)(15.0%)」が並んだ。
また、「実施予定」割合については「データ分析スキルの標準化(教育・研修)(12.4%)」「外部データを連係した分析環境の整備(11.5%)」「データ分析ツールの導入(10.6%)」「セルフサービスBIに向けた情報統制の見直し(10.3%)」の順となった。「既に実施」と「実施予定」を合わせた割合を見てみると、「データ分析ツールの導入(30.9%)」「データ分析部署の整備(25.0%)」が1、2位となっている。
全体的に「データ分析ツールの導入」が相対的に高い傾向にあるが、「データ分析部署の整備」が「データ分析環境の解放(セルフサービスBI)」をわずかに上回っている一方で、「データ分析スキルの標準化(教育・研修)」がそれほど高くないことから、専門部署か現場かで意見が分かれる傾向にあると考えてよさそうだ。
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