一方のMateBook Eはタッチディスプレイを搭載し、タブレットとしても使える2-in-1モデル。前モデルMateBookでは、オプションとして購入が必要だった着脱式のキーボードカバーが同梱となった他、コネクタ部分が変更されて着脱がしやすくなった。
キーボードカバーには、バックライト付きのアイソレーションキーボードや、無段階調節可能なスタンドが採用され、使い勝手そのものも大きく改善されている。
CPUは第7世代のIntel Core m3またはCore i5で、Core m3はメモリ4GB、SSD128GB。Core i5はメモリ8GB、SSD256GB。
狭額縁設計やファンレス構造、指紋センサーの搭載など、スマートフォンで培った技術で、ノートPCでも攻勢をかけるファーウェイだが、一方で新製品はいずれも、通信機能がIEEE 802.11ac対応のWi-Fiのみとなっていて、同社の強みでもあるLTE通信は非搭載となっている。
同社デバイス部門トップの呉 波氏は、同社が国内のモバイルWi-Fiルーター市場で10年連続シェア1位であることを挙げ、「モバイルWi-Fiルーターと合わせて購入してもらうのが狙い」と語った。同社モバイルWi-Fiルーター購入時にセット購入するノートPCを割り引くといったキャンペーンとの相乗効果を狙っているという。
コンパクトな筺体にもかかわらず高いサウンドクオリティーを有すなど、他製品に対して分かりやすい差別化ポイントを持つノートPCを投入するファーウェイ。さらに、このような日本ならではの販売施策をもって消費者に積極的にアピールしていく考えだ。
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