「改正個人情報保護法」が2017年5月30日に施行されました。企業が知るべき改正点や最低限必要な対策を解説。前編では、「個人情報の明確化」「要配慮個人情報」「個人情報取り扱い事業者の拡大」を取り上げます。
「改正個人情報保護法」が2017年5月30日に施行されました。企業が知るべき改正点や最低限やるべき対策を2回に分けて解説します。前編となる本稿で取り上げるのは、「個人情報の明確化」「要配慮個人情報」「個人情報取り扱い事業者の拡大」など。キーマンズネットの新人が、その道の専門家にお話を伺い、5分で理解できるように説明します。
個人情報流出事件が招く不安感、あるいはビッグデータ活用へのニーズの高まりを受けて「個人情報の保護に関する法律」が改正され、2017年5月30日にいわゆる「改正個人情報保護法」として全面施行されました。後段で詳しく説明しますが、これまで法律の適用外となっていた小規模事業者も対象に含まれることになりました。これによって、今まで「個人情報保護法は関係ない」と思っていた企業でも、対応の必要性が迫られています。
しかし、現状では「何をすればよいのか、対策が良く分からない」という企業が多いのではないでしょうか。まずは変更点を抑えることが大切です。以下でポイントをまとめました。
大きな変化としては以下のものがあります。前編、後編に分けて詳しく紹介します。
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