早急な人材採用、人材調達が求められるなか、現在、企業の人材調達はどのように行われているだろう。各部署や事業部単位で個別に必要な人材を募集しているため、非効率的な人材調達に多くの時間を費やしているのではないだろうか。特に、昨今では、派遣社員など外部労働力を活用する際は、改正労働派遣法などの各種法令にも気を配る必要があり、契約管理の徹底も厳しく求められるため、管理部門も負担が大きい。
このような背景を受け、SAPジャパンは、人財シェアリングプラットフォーム「SAP Fieldglass」を日本市場向けに提供を開始した。SAP Fieldglassは、人材調達からリソース管理、契約管理までのフローを一括してサポートし、現場の人材雇用に関わる問題を解消するソリューションだ。クラウド型で提供されているため、部門や拠点をまたいでも情報を一元的に管理できる。リソース管理の対象には、自社社員に限らず、部門単位で雇用する派遣社員やフリーランスも含まれる。
SAP Fieldglassの日本展開により、これから国内企業の人材活用と人材調達はどう変わるのだろうか。
製品ライフサイクルは、年々スパンが短くなっている。企業は急激に変化する市場ニーズに対応するため、必要なスキルを持つ人材を必要に応じて素早く調達し、製品開発力を高めることが求められる。
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