また、さまざまな顧客行動のパターンを検証することで、これまで分かっていなかった店舗間の来店に関する相互関係などを可視化できるようになることも特徴だ。商業施設運営者は、管理画面から買い物客の行動履歴などの数値をリアルタイムに取得できる。
このように商業施設全体におけるアプリユーザーの回遊状況を把握しデータの精度を高めることで、より効果的に情報を発信。その結果、店舗にわたるユーザーの来店を促し、施設全体の収益向上を図る。
テックファームによれば、同社はこれまでに多様な業態、業種向けのIoTのソリューションを提供してきたという。今回提供がはじまったMinakulにおいても、その知見を生かした開発が行われ、業界や規模に関係なく多種多様な商業施設での導入を想定している。
なお、現在は施設内での活用にとどまっているが、将来的にはより範囲を広げ、駅などのハブ拠点からユーザーを流入することも視野に入れているという。
同サービスは500万円から導入でき、カスタイマイズや施設独自のアプリの有無などによって費用が異なる。約3カ月で導入が可能だ。
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