今のAIブームは単なるお祭り騒ぎか 1541人に聞いたAIビジネス利用実態(2/3 ページ)
AIを活用しやすい分野とそうでない分野
約8割強がAIの業務活用を期待している中、どの業務分野でAI活用が求められているのだろうか。それを知るために、AI活用が必要だと思う業務分野について聞いたところ、最多が「販売促進、マーケティング」で48.1%、次いで「情報システム」(45.0%)、「製造、生産」「営業、販売」(38.8%)、「人事」(34.5%)という結果となった。
この結果を見ると、主に数値計算やデータ分析など人の判断が比較的必要のない業務においてAIが求められる傾向にある。経営企画などは人間の判断によるところが多く、AIに代替しにくいのだろう。
マーケティング分野ではデジタルマーケティングが進み、AIを採用したマーケティングツールも広まりつつある。人の判断が必要な部分もあるが、顧客データ分析や購買傾向の分析など、AIの能力が生きる部分も多い。今後、AI活用の伸びが期待される業務分野の一つとなるのではないだろうか。
これらの調査結果から、AIに対する企業の関心が依然として高いことは分かったが、実利用は進んでいるのだろうか。勤務先でのAIの活用状況について尋ねたところ「活用していない」(67.6%)、「検討中」(18.1%)、「活用している」(14.3%)と、社会的な関心は高いものの、企業利用はまだ1割強でしかないことが分かった。
AIを「活用している」「検討中」とした層は、どういった業務で活用、または活用を検討しているのだろうか。フリーコメントで回答を求めたところ、データ分析や画像解析のほか「チャットbot」や「社内サービスデスク」「コールセンター」など主にサポート領域での利用が目立った。
最近は、AIチャットbotを活用して社内外の問い合わせ対応負荷を軽減しようとする企業も少なくない。人材確保が困難になりつつあるというニュースを目にする機会も増えたが、そのような背景もあっての考えなのだろうか。
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7つのITトピックス 2019
2019年のIT戦略を占う。注目のテーマ別にキーマンズネット会員1541人を対象にT投資意向や課題を調査した。何を課題に、どんな対策を検討しているかを浮き彫りにする。
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