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» 2019年08月02日 10時00分 公開

単純労働をロボット化する「RPA1.0」から頭脳労働を担う「RPA2.0」へ––NECマネジメントパートナーの飽くなき挑戦

[相馬大輔,RPA BANK]

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RPA BANK

2018年12月に、従業員数10万人の巨大グループにおけるバックオフィス業務機能を一括で担う組織NECマネジメントパートナー株式会社(神奈川県川崎市)でのRPA活用取材(従業員数10万人を見据えた業務改革。RPA導入で終わらない定着までのノウハウとは――NECソリューションイノベータの挑戦)を実施した。

当時既に200体を超えるロボットが稼働し、ロボットの定着を見据えた業務可視化手法「HIT.s法」と「ハイブリッドRPA」の活用が特徴的な同社の取り組みであった。

現在同社では、単純労働に限定される「RPA1.0」から、頭脳労働へ自動化領域を拡大させる「RPA2.0」への取り組みに着手しているという。

数多くの業務の自動化により手作業時間の大幅な効率化を実現している同社が目指す第2世代RPA活用“RPA2.0”の取り組みについて、グループ内でのRPA推進の担当者やRPA2.0を実践している現場部門の担当者らに話を聞いた。

■記事内目次

<目次>

1. 単純労働のロボット化でなく頭脳労働にもロボットを

2. RPA2.0への懐疑的な見方も、実績で示すことで浸透する理解と期待

3. NECグループへの認知拡大と摘要業務の拡大を目指す


単純労働のロボット化だけでなく頭脳労働にもロボットを

──現在のRPAの活用状況についてお聞かせください。

渡辺将人氏(業務改革推進本部 シニアエキスパート): 業務改革をミッションとする当社では、いま「RPA2.0 」を合言葉に、コグニティブな自動化の適用を加速する第2世代のRPA活用を目指しています。これまでは多くのRPA導入企業と同様に、従来人間が行っていた手作業をロボット化する「RPA1.0」の範囲でのRPA活用を展開してきました。

しかしRPA1.0だけでは、たとえば非構造化ソースからの情報抽出など、人間の頭脳労働までをロボットに任せることは難しいため、業務改革の効果が限られることが段々とわかってきました。そこで今度はRPA適用の範囲をより付加価値の高い業務へとシフトしていこうとRPA2.0の取り組みを進めているところです。

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