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» 2022年03月29日 07時00分 公開

「Power Platform」最新事情 6つの新機能とTeamsとの連携術3選

Microsoftのローコード開発ツール「Power Platform」に実装が予定されている6つの新機能と、「Teams」との連携で毎日の業務を省力化する3つの活用事例を紹介する。

[土肥正弘,ドキュメント工房]

 デジタル化需要はさらに高まり、日本マイクロソフトによると今後5年間で開発されるアプリは50億本と過去40年間の累計数をしのぐ勢いだという。一方で開発エンジニアは世界で100万人が不足するとも言われ、このギャップは大きい。こうした事情を背景に「市民開発」と呼ばれる、専門技術者ではなく業務部門の人でもアプリ開発を可能とするローコード/ノーコード開発が広がりを見せる。

 ローコード開発ツールの一つにMicrosoftの「Microsoft Power Platform」がある。業務部門でも短期間で実用的なアプリが開発可能だが、一体どのような活用法があるのか。日本マイクロソフトの増田雄一氏が実装予定のPower Platformの最新機能と、デモを交えた「Microsoft Teams」とのアプリ連携術を紹介した。

本稿は、オンラインイベント「Microsoft 365 & Teams Day 2022 〜New World Of Hybrid Work〜」における増田雄一氏(日本マイクロソフト)のセッション「TeamsとPower Platform連携で実現する身近な業務のDX」の講演内容を基に、編集部で再構成した

Power Platformに今後実装される6つの最新機能

 Power Platformは600以上のサービスや製品と連携できるインタフェース「データコネクト」や、標準のデータベース「Microsoft Dataverse」、AI(人工知能)モデルを構築できる「AI Builder」などの機能を備える。

 これらの機能は随時改良が加えられているが、今後予定されるアップデートでは新たに6つの機能が加わるという。以降では、Power Platformに実装を予定されている6つの最新機能を紹介する。

1.コラボレーション機能の拡張

 現状は「Power Apps」での作業時はロックがかかり、複数人での同時編集ができない。「Git」(分散型バージョン管理システム)を利用したソースコードの統合を可能にすることで、複数の開発者が同じブランチで共同作業でき、それぞれの変更を集約できるようになる。スピーディーかつリアルタイムでの共同開発が可能になり、開発効率がさらに高まる。

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