誰でもアプリケーションを開発できるようになるとして期待を集めるノーコード/ローコード開発ツールだが、「EUCの悪夢がよみがえる」と不安を示す声もある。事例と利用状況の調査から、「かしこく利用する」ヒントを探る。
プログラミングスキルのない事業部門の担当者が、自らアプリケーションを開発できるとして期待が集まるノーコード/ローコード開発ツール。大日本印刷はデジタル人材の育成を目的にGoogleの「AppSheet」ハッカソンを開催し、従業員が4時間でアプリを開発できたという。
一方で、ノーコード/ローコード開発ツールの利用実態を聞いた2022年のアンケート調査では、誰でも開発者になれる故に「管理外のアプリが氾濫するEUC(エンドユーザーコンピューティング)の悪夢がよみがえる」と懸念を抱く声も寄せられた。ノーコード/ローコード開発ツールを「かしこく」利用するにはどうしたらよいのか。
本レポートではそのヒントを得るため、ノーコード/ローコード開発ツールであるAppSheetの事例を取り上げるとともに、アンケート調査で分かったツールの導入率や効果、ユーザーの所属部門とスキルレベル、操作の教育方法、ブラックボックス回避の方法などを掘り下げた。
本ブックレット(全23ページ)は、キーマンズネットで掲載した記事を再編したものです。
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