KeyConductors
IoT時代の企業間競争に勝つために検討すべき10の戦略的選択肢(2/3 ページ)
接続機能を持つスマート製品は4つの機能を提供する
次に接続機能を持つスマート製品が提供する機能は、大きく4つに分類される。「モニタリング」「制御」「最適化」そして「自律性」だ。
まずモニタリングは、製品メーカーやユーザーが、製品に組み込まれているセンサーからデータを取得して、その製品の運用状況を監視していくものだ。次に制御は、実際に人が製品の近くにいなくても、遠隔操作で製品の運用をコントロールすることを可能にするもの、最適化は、制御に加えてその製品の運用状況を最も適した状態へと移行するもの、そして自律性は、人が介在することなく、さまざまなアルゴリズムを使って製品の自律的な運用を可能にするものだ。
「これら4つの機能によって製品運用の効率化が実現され、それがサービス提供時の効率化にもつながる。そこから製品の差別化、さらにはさまざまな製品を顧客のニーズや要件に合わせて提供していくことも可能になるだろう」
ここで自律性の事例として、ガッバイ氏は米BOSTON ENGINEERINGが開発したマグロ型ロボットを採り上げた。このロボットには多くのセンサーとアルゴリズムが組み込まれており、水中を自律的に泳ぎ回ることができるようになっている。人を救助したり、海底の地図を作成したりする場面で活用されるものだ。例えば海底の地図を作るためには、深海まで潜る必要があるが、そこまで制御のための通信は届かない。そこでロボットが自律的に動いて作業を行い、データを取得して水上まで戻ってデータを連携するのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「パスキーはワナだ、使うな」にネット騒然 プロが“待った”をかけるワケ:902nd Lap
-
2
「Gemini Notebook」で始める「AI×自動化」実践ガイド
-
3
今、IT資格を取るならどれ? ランキングに見る「急浮上の資格」と「不動の資格」
-
4
48年も愛された名作CPU「Z80」を、引退に追い込んだ“抗えない事情”
-
5
止まらない不正アクセス、広がる情報漏えい 大手企業・公的機関を襲った10事案
-
6
大田区、年1000時間の問い合わせを「AI電話」で削減できるか? 実証実験で見えた課題
-
7
「言い訳文化」から脱却のNECが足立区に伝授した生成AI活用術とは データ活用“逆算”の鉄則
-
8
Microsoftの“あのキャラ”がまさかの復活? 公式「X」乗っ取り事件の珍騒動:901st Lap
-
9
相次ぐ不正アクセス、でもセキュリティ訓練は「やりっぱなし」の悲惨な実態【企業調査】
-
10
生成AI導入に失敗する企業「6つの共通点」 情シスヘルプデスクの負担を減らす設計とは
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー