IT担当者300人に聞きました
WAN高速化ツールの導入状況(2017年)/後編(3/3 ページ)
SD-WANソリューションの認知度はどのベンダーも「これから」
最後に、SD-WAN関連のベンダーやソリューションの認知度を尋ねた。SD-WAN自体の認知度が高くないため全体的にベンダーやソリューションの認知度も低い結果となっている。
1位のベンダーでも認知度は半数を割るなど、今回の調査ではまだまだSD-WANの認知が進んでいない現状が明らかになったものの、前述の「企業におけるネットワーク管理上の課題」を考えると、今後SD-WANが持つ利点の理解が深まれば、比例して導入企業は増えていくのではないかと予想される。
前回と今回で、ネットワーク管理の課題やWAN高速化ツールの導入状況、今後注目を集めるであろうSD-WANへの関心度合いなどを見てきた。組織全体で、あるいは企業グループ全体で、複数のシステムを統合したり、データセンターに集約しようという機運が高まる中、個々のユーザー単位で見ると、外部のSaaSサービスの利用頻度も高まっており、これらの両方を管理するWANのネットワーク管理が抱える課題は、この数年で非常に複雑になってきた。
今回の調査ではSD-WANについて「興味がある」とする回答者が全体の46.4%存在することが分かった。ただし「興味がある」とした回答者のうち、具体的に情報を収集したり提案したりといった活動ができているのは、12.2%にとどまっており、「興味はあるが、詳しくは知らない」という回答者がほとんどであった。
「興味がない、分からない」が過半数であったことから、SD-WANはいまだ黎明(れいめい)期であると考えられる。今後、具体的な情報や導入事例、導入効果などの情報が出てくれば、こうした状況も変わるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IT担当者300人に聞きました
業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。
こんなメディアも見られています
キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「パスキーはワナだ、使うな」にネット騒然 プロが“待った”をかけるワケ:902nd Lap
-
2
今、IT資格を取るならどれ? ランキングに見る「急浮上の資格」と「不動の資格」
-
3
「Gemini Notebook」で始める「AI×自動化」実践ガイド
-
4
大田区、年1000時間の問い合わせを「AI電話」で削減できるか? 実証実験で見えた課題
-
5
PHP脆弱性、自社のリスクは? 今すぐできる点検の手順とPHP以外の注意点 無料点検も登場
-
6
なぜ、突如「PHPパニック」は起こったのか? 緊急メンテ続出の理由とその後
-
7
磐田市、財務会計業務への生成AI導入実証 年間590時間、約177万円の削減効果を確認
-
8
止まらない不正アクセス、広がる情報漏えい 大手企業・公的機関を襲った10事案
-
9
48年も愛された名作CPU「Z80」を、引退に追い込んだ“抗えない事情”
-
10
「言い訳文化」から脱却のNECが足立区に伝授した生成AI活用術とは データ活用“逆算”の鉄則
キーマンズネット SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
キーマンズネットをフォロー