業務システム「ベンダー都合のサポート終了」に読者の声は? 「第3の選択肢」も(2/2 ページ)
何をリプレース中? 対象システムは
次にリプレース予定「あり」とした回答者に、リプレース対象のシステムについて尋ねた。
回答が多かった順に、「販売管理システム」(29.2%)、「財務・会計システム」(28.8%)、「ERPシステム」(26.1%)、「受発注管理システム」(21.2%)、「勤怠管理システム」(20.8%)と続いた。
際だって多いものはなく、個々の企業で状況に応じた見直しが行われている状況が見て取れた。
「その他」では、「グループウェア」「ワークフロー」が比較的多く挙がった。
直近の別の調査では「グループウェアのワークフローツールをうまく使いこなせない」という意見や、「ワークフローツールを見直してグループウェアツールの機能に統合したい」という意見が挙がっていた。
こうした状況に、直近では古くから一定のシェアがあるグループウェア「Notes」「Domino」の提供元企業が変更になったり、あるいはグループウェアのバックエンドで使われることも多いWindows ServerやSQL Serverの一部のバージョンでサポート終了が迫ったりと、製品提供環境に変化があったことが結果に影響したと推察できる。
この他、少数ではあるが、電子カルテシステムの見直しを挙げる回答もあった。医療分野では今後「保険医療記録共有サービス」の整備が進む計画があり、投薬履歴やレセプト情報などを一元的に管理する構想がある。別の調査になるが、電子カルテシステムそのものの普及率は5割弱(2017年JAHIS調べ)だが、今後は電子カルテシステムの刷新や新規導入が増える可能性もある。
システム刷新には「現状のムダ解消」「生産性向上」も取り込む
システムリプレースの予定があるとした回答者に、リプレースと同時に取り組みたいテーマを聞いた。
「生産性向上に寄与するツールやシステムの提供」が40.0%、次いで「ITシステム運用管理の自動化」(39.8%)の順で多かった。新しい施策よりも、まずは現状の業務を効率化することを重視する意見が多数を占める結果となった。
他方、新しい施策を目指す取り組みと考えられる「IoTデータとの連携」も19.1%と、回答者の2割近くが挙げた。
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