安否確認サービス、事業継続計画(BCP)に関する調査(2023)/後編

災害時に経験した、事業継続計画(BCP)にまつわる「5大トラブル」とは?【後編】

非常事態が発生したときでもビジネスを継続するためには、平時の備えが欠かせない。被災した企業が明かす「5大トラブル」から学べることとは。

 自然災害が頻発化、激甚化する中で、ビジネスを継続できるようにリスク管理を実施することは規模の大小を問わず日本企業の重要課題となっている。デロイトトーマツ ミック経済研究所が2023年7月に発刊した「事業継続マネジメント(BCM)ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】」(注1) によると、危機管理・防災情報ソリューションや安否確認ソリューションを含むBCMソリューションの2022年度における市場は、前年度比114.8%の178億8000万円だった。2023~2027年度では年平均成長率17.9%の397億円の成長が見込まれている。

 キーマンズネットは「安否確認サービスの利用状況に関する調査」(実施期間:2024年1月15日~26日、回答件数:303件)」を実施した。前編ではBCPの一環としても重要な、緊急事態発生直後に従業員の安否を確認するための「安否確認サービス」の利用状況についての調査結果を紹介した。後編となる本稿ではBCPの策定状況や、BCPに基づいて購入したITシステムや設備、そして安否確認サービスの運用面での課題について調査結果を紹介する。

 大災害発生時に事業を継続できるかどうかが社会全体に大きな影響を及ぼすとみられる情報通信や電力、ガス、公共交通など、14分野にわたる重要インフラ事業者の取り組みは、安否確認などBCPに関連するシステムやサービスを選定する上で参考となるだろう。

緊急時に備えて最も導入されている「ITツール」は"これ"

 安否確認サービスやUPS(無停電電源装置)、非常用バッテリーなど、BCPに基づいて導入したITツールや設備、備品はどのようなものだろうか。

BCPに基づいて購入したITツール、設備 BCPに基づいて購入したITツール、設備
印刷する
SNSでシェア

IT担当者300人に聞きました

業務課題、注目のITツール……。話題には上るけれど、実際のところはどうなのか。キーマンズネット会員の声で知る、隣のカイシャのIT事情。読者のホンネを紹介します。

この連載の記事をもっと見る

関連記事

こんなメディアも見られています

キーマンズネットに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9

キーマンズネット SNS

X @Keymansをフォロー

インフォメーション

キーマンズネットをフォロー