急な欠勤、シフトの組み直しをAIが支援 「誰を動かすか」の判断を自動化
急な欠勤が発生すると、限られたスタッフの中から代替要員を確保し、勤務体制を再調整する必要がある。特にシフト制の現場では、複数の勤務条件を考慮しながら迅速にシフトを組み直す必要があり、管理者の負担となる。クロスビットは、公開済みのシフトを基にAIが調整案を作成する機能を「らくしふオートメーション」に追加した。
従業員のシフト管理において、急な欠勤が発生した際の調整は、現場の大きな負担となる。こうした業務領域でも、AIを活用して負担の軽減や業務の効率化を図る動きが進んでいる。
クロスビットは、「らくしふ by SmartHR」のAIによるシフト自動作成に特化したサービス「らくしふオートメーション」に、月中に欠勤が発生した際のシフト調整案をAIが自動作成する機能を追加した。公開済みのシフトをベースに、欠勤が発生した箇所を中心にAIが調整案を作成する。既存のシフトを一から作り直す必要がなく、欠勤が出た部分だけを効率的に見直せる点が特徴だ。
当日朝の欠勤にもAIが対応 シフトの再調整を自動で解決
機能追加の背景には、介護や医療といったシフト制の現場で、当日朝などに急な欠勤連絡が入ると、代替要員の確保やシフトの調整が必要となり、管理者の負担となっていたことがある。同社によると、調整できるスタッフが限られるほか、依頼を断られた場合の再調整や、どのシフトを優先して埋めるかも課題となっていた。また、こうした判断が経験のある管理者に依存しやすく、属人化につながるという。
追加された機能では、公開シフト画面から欠勤するスタッフのセルを選択して調整を開始できる。調整前には、変更したくないセルや日付、スタッフを固定できるほか、「できるだけ変更しない」から「変更を気にしない」まで5段階で変更量を指定可能だ。調整案の作成では、連勤数や労働時間、シフトの並び順、スタッフ間の相性、必要な出勤人数など、シフト自動作成で利用している条件も考慮する。
さらに、スタッフごとの変更内容を勤務日単位で一覧でき、公開時点と調整後でシフト作成条件の違反件数を比較できる。AIの提案をそのまま採用するだけでなく、画面上で手動変更を加えることも可能で、変更内容や条件の充足状況も更新される。
なお、シフト管理の負担軽減を支援するサービスは、他社からも提供されている。インテリジェントフォースのグループ会社であるR&Dでは、全日本空輸(ANA)と共同で勤務スケジュールの自動作成システムを開発してきた技術やノウハウを基に、「AISプラットフォーム」の提供を開始している。
各社が打ち出しているAIシフト管理サービスは、それぞれ対応した業界などの特色を持っている。企業に合ったサービスを導入することで、担当者の業務負担を大きく減らすことが期待できる。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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