次に、標準となっているオフィススイート製品について尋ねた(図3)。その結果、1位は「Microsoft Office 2010」で43.2%、2位は「Microsoft Office 2003」で29.5%、3位は「Microsoft Office 2007」で20.6%、4位は「Microsoft Office XP」で3.6%、5位は「Kingsoft Office」で0.6%、6位は「Open Office.org」で0.3%という結果となった。
前回の調査では、1位は「Microsoft Office 2003」で41.5%、2位は「Microsoft Office 2007」で23.7%、3位は「Microsoft Office 2010」で22.5%、4位は「Microsoft Office XP」で6.5%、5位は「Open Office.org」で0.9%という結果で、「Microsoft Office 2003」が群を抜いていたのに対して、今回は「Microsoft Office 2010」が追い抜き標準環境として利用されている結果となった。Microsoft Office 2003もWindows XPと同時にサポートが終了することが理由として挙げられる。
また、オフィススイート製品のリプレースについて尋ねた。今後1年以内のリプレースについては、73.6%が「検討していない」と回答した。サポートが切れることの認知が広がっていない可能性があることが予想される。
残りの26.4%の「検討している」と回答した人に検討しているオフィススイート製品を尋ねたところ、1位は「Microsoft Office 2010」で79.3%、2位は「Microsoft Office 2007」で9.8%、3位は「Microsoft Office 15(コードネーム)」で5.4%と続いており、「Microsoft Office 2010」が今後も導入候補として有力視されていることが分かった。
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