現在利用中の「端末」「OS」「オフィススイート」は? 今後1年以内でクライアント端末の導入予定者が検討している端末タイプは?
キーマンズネットでは、2013年10月16日〜10月23日にかけて「クライアント端末の利用環境」に関するアンケートを実施した(有効回答数:364)。回答者の顔ぶれは、情報システム部門が全体の42.9%、一般部門が57.1%という構成比だった。
今回、聞いたのは企業で利用する「端末」「OS」「オフィススイート」など、クライアント端末の利用環境を把握するための質問だ。
現在、導入している端末では、モバイルデバイスが普及しつつある現状でも依然としてデスクトップPCやノートPCがモバイルPCを大きく上回っている。また、導入予定端末においてはスマートフォンよりメディアタブレットの方が導入予定の割合が高いことが明らかになった。
最初に、現在導入しているLANに接続可能なクライアントPCのタイプについて尋ねた。その結果、1位は「デスクトップPC」で89.5%、2位は「ノートPC(画面サイズ15インチ以上)」で78.4%、3位は「モバイルPC(画面サイズ15インチ未満)」で51.2%、4位は「タブレット型PC」で16.1%という結果となった。
現状として、モバイルデバイスが普及しつつあるが、依然としてデスクトップPCやノートPCがモバイルPCやタブレット型PCを大きく上回る結果となった。
次に、デスクトップPCやノートPCなどのクライアントPC以外で、現在導入しているLANに接続可能なクライアント端末(スマートデバイスなど)のタイプについて尋ねた。1位は「スマートフォン」で54.9%、2位は「メディアタブレット」で32.4%、3位は「電子書籍リーダー」で2.9%という結果となった。
続いて、今後1年以内に、デスクトップPCやノートPCなどのクライアントPC以外で新たにLAN接続可能なクライアント端末の導入予定があるかを尋ねたところ、84.7%が「導入の予定はない」との回答を得た。
残り15.3%の導入を予定している人に、今後1年以内で新たに導入を検討している端末タイプを尋ねたところ、「メディアタブレット」が66.7%、「スマートフォン」が56.9%、「電子書籍リーダー」が2.0%となった。スマートフォンよりもメディアタブレットの方がより検討されていることが分かった(図1)。
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