この仕組みをさらに推し進めるため、弥生は思い切った戦略に出る。岡本氏は「それでも初期費用に180万円、運用費用に30万円かかる。それを弥生は思い切って『0円』にする」と述べる。
具体的にはスキャナーメーカーのPFUとオリックス・レンテックとの協業で「スキャナーを無償レンタル」するだけでなく、セイコーソリューションズとの連携で通常従量課金が一般的なタイムスタンプを、弥生ユーザーへ「無償」で提供すると発表した。
これは弥生会計16、やよいの青色申告16、やよいの青色申告オンラインのサポートプランへ加入している利用者および会計事務所経由でのサービス利用者が対象となる。
弥生はこれらの機能で、業務全体のペーパーレス化を推進する。スキャナー無償レンタル利用者には、協賛した「Evernote」「Sansan」「スキャンマン」「Dropbox」「筆まめ」のサービス特典も利用できる。
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