Office 365では法人向けの個人用オンラインストレージとして、OneDrive for Businessを提供している。一般コンシューマー向けに提供されている「OneDrive」とは異なり、IT部門によってユーザーの利用方法を管理できたり、99.9%の稼働率を保証するサービスレベル契約(SLA)が設定されていたりと、業務で利用するドキュメントを安心安全に保存・共有できるサービスである。
OneDrive for Businessでは、1ユーザー当たり1TBの個人用オンラインストレージが既定のストレージ容量として割り当てられる。さらに契約するプランによっては最大5TBまで管理者側で割り当てることができ、サポートに連絡すれば容量無制限に拡張される。
これほどの容量が用意されていれば、PCのバックアップやファイルサーバ内の個人フォルダの代わりとして活用することができるだろう。
ファイルやドキュメントの操作は、エクスプローラを使うことに慣れ親しんでいる方も多いのではないだろうか。OneDrive for Businessでは、ブラウザ上での操作が基本であるが、いくつかの設定さえすれば、エクスプローラを使用してのドキュメントの操作もできるようになる。これにより、ユーザーは操作感を変えることなく、クラウド上のドキュメントを操作できるようになる。
以下に、エクスプローラで表示させる3つの方法を紹介する。
(1)「エクスプローラで表示」コマンドを使用
(2)「同期」コマンドを使用
(3)ネットワークドライブに割り当てる
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