AI翻訳はどこまで実務で使えるか 「100種類超の文書を2カ月で翻訳」を迫られた神戸製鋼の実例(2/3 ページ)
「コスト、セキュリティ、短期導入」これらを満たし、神戸製鋼がたどり着いた解決策とは
「急いで幾つかのサービスを検討しましたが、多くが納期もしくはセキュリティ要件で引っ掛かりました。当社の要件を満たしたのが、NTTコミュニケーションズの『COTOHA Translator』でした。サービスが決まると、すぐにPoCに移りました」(長峯氏)
COTOHA Translatorは、翻訳エンジンに「ニューラル機械翻訳技術」を活用し、NTTグループ企業のみらい翻訳と情報通信研究機構の共同研究によって開発されたAI自動翻訳サービスだ。TOEIC960点以上という高翻訳精度をうたう。人の翻訳で7時間かかる文書も最短約2分というスピードで自動翻訳できる。これなら、残り少ない時間でも全文書の英訳が可能だと感じた。
PoCは受け入れ部署の現場担当者も含め、従業員複数人で実施した。約1カ月にわたって評価したところ、使い勝手や性能、翻訳精度において十分実務に耐え得ると判断した。
「クラウドサービスという点も、当社の要件にかなっていました。短納期に加え、スモールスタートが可能で効果を見ながらスケールアップできる点も評価できるポイントでした」(長峯氏)
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