タレントマネジメントシステムのベンダーを評価する際に重要な点は以下の通りだ。
さまざまな機能を持つオールインワンのタレントマネジメントシステムを導入する際は、それぞれの機能の壁を越えてデータを活用できるかどうかを確認したい。従業員のパフォーマンス管理や、欠員の補充、能力開発のための研修の割り当てなどに役立つかもしれない。
一方、特定の機能に特化した製品を導入する際は、他の製品とのデータ連携がスムーズに行えるかどうかを確認しておきたい。従業員のパフォーマンス管理データを給与計算ツールへ連携するといった活用法が考えられる。
製品名 | ベンダー名 | 特徴 |
---|---|---|
SAP Success Factors | SAPジャパン | ERPで世界的に高いシェアを持つSAPが提供する人事管理システム。タレントマネジメントに加えて給与管理や採用管理などさまざまな機能を備える |
Oracle Human Capital Management | 日本オラクル | Oracleが提供する人事管理システム。人事データをさまざまな切り口で分析可能 |
Workday | ワークデイ | ”Power of One”(「情報源を1つに統一する」)というコンセプトで開発され、全社のデータを統合管理する機能に強みを持つ |
COMPANY | Works Human Intelligence | 国内の大手企業での導入実績が豊富な統合型人事システム。タレントマネジメントだけでなく、入社から退職までに必要な手続きを幅広くカバーする |
タレントパレット | プラスアルファ・コンサルティング | 人材データの蓄積と分析に特化したタレントマネジメントシステム。近年は労務管理機能も追加 |
以下はキーマンズネットで掲載している、タレントマネジメントシステムの比較に関する記事だ。製品選定にぜひ役立ててほしい。
製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。