続いて、サーバ仮想化ソフトを導入済みと回答した人に「導入時に重視したポイント」を尋ねた(図3)。その結果、1位は「導入・運用コスト」で72.8%、2位は「安定性・可用性」で55.8%、3位は「パフォーマンス」で40.8%、4位は「導入のしやすさ」で34.7%、5位は「アプリケーションとの親和性」で26.5%となった。
「最も重視する項目」を見ると、1位、2位は順位に変動はなかったが、同率3位が「導入のしやすさ」と「アプリケーションとの親和性」で8.2%、5位が「パフォーマンス」で4.8%と続く結果となった。
半数以上が「導入・運用コスト」「安定性・可用性」を重視しており、サーバ仮想化の導入によって運用コストの削減を図りながらも、サーバを集約することによって障害時の影響範囲が広がることから安定した運用ができるかどうかがポイントとなってくるようだ。
他にも、「最も重視するポイント」の3位に「アプリケーションとの親和性」が挙がっており、仮想環境を取り入れた場合でも既存のアプリケーションを使い続けられるかどうかも重視されている傾向にある。
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