さて、社内で「SaaS導入を推進している部署」はどこだろう。結果、1位は「情報システム部門」で75.9%、2位は「人事・総務部」で13.9%、3位は「経営層・役員」で9.3%であった(図4)。
現段階では75.9%が情報システム部門での推進となったが、それ以外の部門(人事・総務、経営企画部門、営業・販売部門、製造・開発部門を包括し、これらを業務部門と呼ぶ)を合計すると38.0%に上り(経営層・役員、その他は除く)、その比率は情シス:業務部門=2:1の割合となり、言い換えると、SaaS導入の約3分の1は業務部門による推進ということになる。
今後、この業務部門が主導でSaaSを導入する比率は増加することが予想されるが、その際、社内の承認なく業務利用される「シャドーIT」を含め、全体的なセキュリティ統制が必須となる。
また、「クラウドサービスを利用している中で、発生したトラブルの有無」について聞いたところ、「トラブルがあった」が27.1%、「トラブルはない」が72.9%となり、約3割(27.1%)の企業でトラブルが発生していた。トラブルの詳細としては、「サービスが一時停止した」や「サービス利用中に利用条件の変更が発生した」「スパム対策が強化されたため、受信出来なくなったメールがあった」など、事業者起因で発生する内容が多く挙げられた。
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