企業は、タブレットを業務で利用する際にどこまでリスクを考慮すべきなのだろうか。業務用タブレットを導入していると答えた人を対象に「タブレットにまつわるトラブルに遭遇したことがあるか」を尋ねた。その結果、「特にない」が76.9%と大多数を占め、続いて「端末を紛失した(後で見つかった)」が11.1%、「端末を紛失した(見つかっていない)」が6.8%、「端末が盗難にあった」が4.3%、「端末の故障などでデータが消えた」が2.6%という結果になった(図2)。
約8割がトラブルに遭遇したことがない一方で、22.2%と約2割が端末を紛失していたり、盗難被害に遭ったりしている(図2)。この事実をどう捉え、前項に挙げたセキュリティ対策をどこまで実施するのか、改めて自社運用を見直す必要があると考察できる。
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