2021年9月13日、RPA BANK はキーマンズネットに移管いたしました。
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RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の普及が2016年に日本で本格化して以来、業務の効率化、生産性の向上などRPAに期待できるメリットは、従来の働き方を大きく変化させる可能性を持つことが示唆されてきた。これまで人の手で行っていた作業を自動化することで労働力の減少を補うRPAは、ITに対するハードルを下げ、これまでITと縁遠かった業界でも注目されている。
こちらの記事では日本においてどのようにRPAが取り入れられているのか、RPAの現状とこれまでのRPA BANKで取材を行った事例を取り上げながら解説していく。
RPAの導入が進む理由は、主に以下の3つだ。
この3つの項目は、どの業種でもRPAに求められる効果として注目されている。労働力不足に着目してみると、労働人口は減少し続けており、特に職人的なスキルが必要な業務では、そもそもスキルを継承する時間が確保できないといったケースも多い。RPAで定型業務を自動化することで、人材不足を補い、創出された時間をスキルを継承するための時間にあてられるようになる。
政府でも、主婦や高齢者といったこれまで非労働人口と考えられてきた層を労働人口に変えるための取り組みを積極的に行うなどしているが、それだけでは必要な人材の確保には不十分である。また、人為的なミスを防ぎ、生産性を向上させるためには、ミスをしないRPAロボットの存在が重要になってくるといえる。
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