Teamsはチーム単位およびプロジェクト単位でチャネルと呼ばれるコミュニケーションスペースを作り、チャットや音声電話、各種ファイルの共有を通じて作業を進める。このチャネルがいわゆる「ポータルサイト」の役割を担い、前述したように「Office 365の機能とそこに格納された情報」も自由に呼び出せる。
メリットは、コミュニケーションの従来のかたちとTeamsとの違いを示した図が分かりやすい。従来であれば、案件ごとにチームサイト、必要な業務アプリ、メール、電話、各ファイルといった必要なリソースにアクセスしなければならず、コミュニケーションが煩雑になる。一方Teamsは、A社案件、B社案件、社内関係者プロジェクトなど、プロジェクト単位のポータル的なUIが立ち上がり、そこから必要なアプリの機能やファイルにアクセスして統合的に利用できる。
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