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クラウドERPの実践、事例、改革のヒント

クラウドERPとは

クラウドERPは、ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージの機能をクラウドで利用可能にしたもの。クラウドERPには「(1)オンプレミス型のERPをクラウド基盤に移行したもの」「(2)SaaS型で提供されるERPサービス」「(3)オンプレミス型ERPの拡張としてSaaS型で提供されるERPサービス」などがあり、カスタマイズ性などに違いがある。いずれか1つの形態のみを採用する場合だけでなく、(1)と(2)のハイブリッド型やオンプレミスのERPとの併用を選択する企業もある。一般的にはオンプレミスのERPと比較して初期投資と運用コストを抑制できる点や、最新の機能を利用できる点、周辺クラウドサービスとの連携やデータ活用に有利な点などが特徴とされる。

注目記事

「ガリガリ君」をはじめとした氷菓、アイス製品を製造、販売する赤城乳業は、SAP ERPの保守期限に対して決断を迫られていた。同社は検討の末、SAPのクラウド版ERP「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」への移行を決断した。どのような検討が行われたのか、Fit to Standardをどう実現しているのかを聞いた。

(2024年7月17日)

クラウドERPの基礎

ERPの歴史や特徴を踏まえ、ERP製品を選定するためのポイントを紹介します。基幹システムの刷新を成功に導く、ERP製品選定の大前提、選定ポイントを解説します。

(2024年5月24日)

ERPにはベンダーや製品ごとに得意とする業種や企業規模がある。本記事ではERP分野をリードする8社の強みと市場での位置付けなどを紹介する。

(2024年2月20日)

ERP導入においては見落としがちなコストが複数あり、約半数の企業が予算をオーバーするという調査結果がある。本記事では、よくある“目に見えないコスト”を9個紹介する。

(2024年1月31日)

ERPは組織を支えるバックボーンだ。しかし適切にメンテナンスしなければ、事業環境の変化に追いつけず、十分なメリットを引き出せなくなる。メンテナンスのヒントを5つ紹介する。

(2024年1月29日)

ERPシステムを遠隔地から利用できる「モバイルERP」。社外からERPにアクセスできる、社外端末にデータを反映できるなど、活用で得られる4つのメリットを紹介する。

(2024年1月26日)

「ハイブリッドERP」とは、オンプレミスERPに加えて一部をクラウドで処理する仕組みのこと。ハイブリッドERPの仕組みと利点欠点、主要なユースケースを紹介する。

(2024年1月18日)

ひと昔は「ERP」と言えば、導入に莫大な人的、経済的コストがかかり中小企業には無縁のものと考えられがちだったが、業務システムのクラウドシフトが進む今となっては、数十人規模の中小企業でも導入できるライトなERPを利用できる時代になった。

(2022年6月20日)
SAPの崖問題を飛び越えろ:

2021年にSAPが発表した「RISE with SAP」は、クラウドシフトを加速させる。ここで改めてERPの現状と未来、トレンドを分析し、RISE with SAPや関連サービスBTPの活用事例を紹介する。

(2022年5月23日)
IT用語3分リーディング:

クラウドERPとは、企業の基幹業務を担うERP(Enterprise Resource Planning)システムをクラウドで提供するもの。ERPのモダナイズは「2025年問題」とも関連し、企業の喫緊の課題となっている。

(2021年9月10日)

クラウドERP導入事例

伊藤忠は海外現地法人および一部の海外グループ企業が利用しているSAP ECC6.0をSAP S/4HANA Cloudへと移行するプロジェクトを進めている。すでにグローバル15拠点で移行を完了し、2025年11月までに残り約30拠点で完了する予定だ。移行プロジェクト担当者への取材から基幹システム刷新成功のヒントが分かる。

(2024年5月15日)

古河電工は、販売・会計・購買システムを、「SAP S/4HANA」や「SAP for Mill Products」「SAP Ariba」で刷新した。

(2022年5月17日)

日本ガイシは間接費管理基盤として、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と、出張手配・管理クラウド「Concur Travel」を導入した。

(2022年2月7日)

企業の間で“脱オンプレ”の動きが進む。NECはサイロ化した基幹システムの刷新において、クラウドの道を選択した。当初は、SAP ERPからオンプレミスのSAP S/4HANAへの移行を検討していたが、それを振り切って完全クラウドシフトを決意した。

(2021年6月24日)

「ERPはオンプレミス」はもう過去の話だ。企業は短期導入や運用負荷軽減といったメリットに関心を寄せ、ERPもクラウド化が進みつつある。みんなの銀行もその“波”に乗った1社だ。

(2021年6月23日)

多数の事業部門を抱える企業の場合、バックオフィス業務も事業部門ごとに個別最適が進む場合がある。バックオフィス改革を前提に効率化を進めるには、部門ごとの業務の壁にメスを入れる必要がある。80の事業を抱える楽天はこの問題にどう取り組んだか。

(2020年9月23日)

フルスクラッチで開発した基幹システムをERPに置き換えたものの、現場からは「帳票を出力するのにワンアクション増えた」といった声が数々寄せられた。そこで、“ストレスフリー”の基幹システムに変えるためにRPAの活用を思い付いた。

(2020年3月4日)

SAP関連記事

SAPのCEO(最高経営責任者)、クリスチャン・クライン氏は「2024年、AIはERPの移行を迅速化させた」と述べた。ERPにおいてAIの効果はどれほど大きいのだろうか。

(2024年5月31日)

SAPのCEO(最高経営責任者)、クリスチャン・クライン氏は「2024年、AIはERPの移行を迅速化させた」と述べた。ERPにおいてAIの効果はどれほど大きいのだろうか。

(2024年5月31日)

SAPは「次世代インテリジェントERP」を提供することを目的にSAP S/4HANA Cloudを提供開始した。その全体像やRISE with SAPが開始した背景を振り返る。

(2024年5月30日)

S/4HANAへの移行においてデータの取り扱いは重要な要素の一つだ。S/4HANAへの移行に携わるベンダーへのQ&Aから、S/4HANAデータ移行のあるべき姿が分かる。

(2024年5月27日)

生成AIやその他の機械学習ツールが急速にERPに統合され、ビジネスプロセスに自動化と効率化をもたらしている。各ERPベンダーの取り組みから、ERPにおけるAIの未来が分かる。

(2024年5月20日)

SAPのAI領域の最高責任者、フィリップ・ヘルツィヒ氏は、AIに特化した新組織の概要を説明し、企業がAI技術の実験を始めるべき理由を強調した。

(2024年5月7日)

SAPは生成AI機能の強化を発表した。企業がデータエコシステムを簡素化してより深い洞察を引き出すため役立つという。

(2024年4月2日)
SAPの崖問題を飛び越えろ:

2021年にSAPが発表した「RISE with SAP」は、クラウドシフトを加速させる。ここで改めてERPの現状と未来、トレンドを分析し、RISE with SAPや関連サービスBTPの活用事例を紹介する。

(2022年5月23日)

Google CloudとSAPは両社の関係を拡大し、Google WorkspaceとSAP S/4HANA Cloudを新たに統合する。SAPソフトウェアとGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートとの間で、データをエクスポートやインポートを可能にする。

(2022年5月20日)

古河電工は、販売・会計・購買システムを、「SAP S/4HANA」や「SAP for Mill Products」「SAP Ariba」で刷新した。

(2022年5月17日)

SAPによると、国内企業のCRM、BI、ERPのシステム対応にはまだまだ課題点が残るという。それぞれの分野における“マズイ”点を指摘するとともに、SAPのSaaSの特徴を深掘りする。

(2020年3月16日)

ニュース/調査資料

週刊ERPニュース:

2024年7月8日の週は、RISE with SAPやOracle Cloud Infrastructureの新たな採用の他、本来競合に当たるERPベンダー同士の連携強化が話題となった

(2024年7月16日)

2024年7月1日の週は、「mcframe」のSaaS版「mcframe X」の国内初採用、海外発採用や、産業機械向けの電線卸売を提供する八洲電機の基幹システム刷新が報じられた。

(2024年7月8日)
週刊ERPニュース:

2024年6月24日週は、複数企業のS/4HANA導入や、富士通ゼネラルの脱メインフレームが話題となった。ERPニュースをまとめて紹介する。

(2024年7月1日)

SAP ERP 6.0のユーザーは、2027年のサポート終了を前に厳しい決断を迫られている。さまざまな選択肢がある中、改めてSAP S/4HANAのメリットを確認してみよう。

(2024年5月29日)
ERPの利用状況(2024年)/後編:

前編ではERPの利用状況を企業規模別に分析した。後編では、ERPのリプレース動向や、リプレース先のERPを選定する際に導入企業が重視するポイントを紹介する。

(2024年4月11日)
ERPの利用状況(2024年)/前編:

キーマンズネットはERPの導入状況を調査した。多くの企業が利用しているSAP ERP(ECC6.0)の保守期限が2027年末と迫る中、企業はどのような動きをしているのだろうか。

(2024年4月4日)

ある専門家は「2024年はクラウドERPに移行するのに最適な時期」「オンプレERPの販売はなくなる」と主張している。この発言を基に2024年のERPの動向を解説する。

(2024年4月1日)
「IT担当者300人に聞きました」をななめ読み:

ERP導入は常に重要なテーマとして取り上げられます。キーマンズネットの調査を基に、ERP導入の現状と課題について考察を深めてみましょう。

(2024年3月29日)

ひと昔は「ERP」と言えば、導入に莫大な人的、経済的コストがかかり中小企業には無縁のものと考えられがちだったが、業務システムのクラウドシフトが進む今となっては、数十人規模の中小企業でも導入できるライトなERPを利用できる時代になった。

(2022年6月20日)

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単にアプリやツールを個別に提供するだけでなく、他ツールとの連携機能を強化することでシナジーを提供しようとベンダーは思考錯誤する。MicrosoftはERP「Dynamics 365」の連携を強化するが、それでどう業務が変わるのか。

(2022年3月30日)
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